「いつもこう」を見直そう!
健康だけでなく仕事にも影響を与える生活習慣について考えます。
生活習慣病の知識が役に立つ介護の仕事
介護の仕事の基本となるのは高齢者のお世話です。
日常生活から医療に至るまで様々な部分をカバーしなければなりません。
そのため、高齢者がかかりやすい病気についての知識を持っていると、現場で役立てることができます。
典型的なのは生活習慣病です。
高血圧や脂質異常症、糖尿病などについての知識が少しあるだけで高齢者とのコミュニケーションを円滑に進めていくことができるでしょう。
医療に興味を持っている人であればこれらの病気が大きな問題になっていることはよく知っているはずです。
具体的に進行を止めるには何をしたら良いかも理解しているかもしれません。
高齢者側として生活習慣病に意識が向いているかどうかはわかりませんが、人によってはかなり神経質になっていることもよくあります。
高血圧なのに怒らせるなと言われてしまうこともあれば、糖尿病だから甘いものはやめて欲しいと言われることもあるでしょう。
このような過敏になっている高齢者に対して適切な対応をすることもできるようになります。
生活習慣病についての知識はあらかじめ持っておくのが望ましいのです。
一方、もともと知識がなかった人であっても現場で仕事をしているうちに身についてきてしまうこともよくあります。
それほどに生活習慣病を患っている高齢者が多いからであり、実態を見ることによって自分の生活に生かすこともできるでしょう。
同じように苦しむようになりたくないという気持ちは強くなることが多く、若いうちから対策を立てるようになるのです。